人生は人の数だけ存在する

全く同じ道を歩ける人など存在しない

でも近い人になればなるほど

その人に欲張ってしまうのは

どうしてだろう

どうしようもなく期待してしまうのは

どうしてだろう

あなたの人生はあなたのものであるように

その人の人生もその人のものだ

あなたが奪えるわけではない

この考えを受け入れられるようになるまで

随分時間がかかってしまった

まだ心が完璧に変化したわけではないけれど

徐々に本当の意味で受け入れたいと思っている

未だ少し考えると悲しいけれど

本当の私の理想とは違うけど

強く現実の自分の人生を

生きたいと思う

                                                              有代光爾