即戦力の人材とは
今日はふとこんな出来事を思い出しました。
大学2年生の秋、自分たちの学部はちょうどゼミ選びでみんなの話題がもちきりな時期でした。
その時同じ英語のクラスだった挨拶するくらいの友達に (仲悪くないですよ 笑)
“ゼミどこにするん〜??”
って聞いたんですね。
そしたらその女の子の返事は、
“興味あることはAゼミ(環境系)やけど、
就活のこと考えたらBゼミ(マーケティング)やなぁ”
って答えたんです。
そこで自分はん?って思って、
就活のことを考えたら何故マーケティングのゼミになるのか聞いてみました。
そしたら、
“マーケティング学んでいるってやっぱり即戦力の人材やん??
企業の人も環境に詳しい人よりマーケティングに詳しい人の方が来てほしいと思うねん”
って答えたんです。
それ以上その話はしませんでしたが、自分はその考えが疑問でした。
マーケティングと企業活動は切り離せないものがあり確かに重要です。
でも、考えてもみてください。
いくらマーケティングを多少学んでいたからといって、企業の販売戦略を大学卒業したての新人に任せるわけがありません。
当然のことながら戦略は経営陣が決めます。
マーケティングを学んで良いことは、
経営のことを考えて行動できます!や、
将来経営陣になる意識があります!
(実際会計の知識が無ければ厳しいでしょうが)
といったアピールポイントになることで、即戦力人材になれることではない思います。
では新卒で即戦力の人材とはどんな人なのか。
ちょっとまじめに考えてみました。
まず、仕事を覚える必要があります。
この仕事覚えがいい人や
主体的に動ける人、
1つのプロジェクトをゴールから見据えて逆算してプロセスを組み立てられる人、
パソコンが使える人、
言われたことが言われた通りできる人
期限を守れる人
挨拶ができる人
くらいではないでしょうか。
こういった基本のことができた上で、常に貪欲に上を見据えて勉強続けられる人が本当の意味での即戦力の人材に育っていくんだろうなぁと思います。
ローマは1日にしてならず。ですね!
よーしこれからも頑張ろう!!
有代光爾